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浴槽塗装の下地処理完全ガイド|研磨・脱脂・乾燥の全手順

浴槽塗装で失敗しない最大の秘訣は、下地処理にあります。研磨・脱脂・乾燥を正しく行わなければ、どんな高級塗料を使っても数ヶ月で剥がれや白化が発生します。本記事では「研磨」「脱脂」「乾燥」の三工程を徹底解説し、自然抽出で重要ポイントを整理します。

なぜ下地処理が重要なのか?

浴槽塗装の耐久性を左右するのは「塗膜が素地にどれだけ密着できるか」です。密着不良の原因は多くが下地処理不足に起因します。水垢・皮脂・旧塗膜が残ったまま塗装すると、わずか数回の入浴で剥がれることすらあります。

下地処理が不十分な場合の典型的な不具合

  • 数週間での剥がれ・浮き
  • ピンホールや気泡の発生
  • 艶引けや色ムラ

研磨(サンディング)の手順とポイント

研磨は足付け(塗膜が食いつく微細な傷)を作る作業です。FRP浴槽では#240〜#600の耐水ペーパーを使い、順番に番手を上げていきます。

番手の目安

  • #240:劣化塗膜の除去、荒削り
  • #320:表面を均す
  • #600:仕上げの足付け

角や曲面はスポンジ研磨材を使い、強く押し当てないように注意します。角落ちすると塗膜が薄くなり、再剥離の原因となります。

脱脂(油分・汚れ除去)の徹底

研磨後は必ず脱脂が必要です。研磨粉や皮脂が残っているとプライマーの密着を阻害します。

  • 無水アルコールまたはシリコンオフを使用
  • 清潔な不織布で一方向に拭き取る
  • 布を使い回さず、都度交換する

特に排水口まわりやエッジ部分は油分が残りやすいため、入念にチェックしましょう。

乾燥工程の重要性

脱脂後は完全乾燥が必須です。水分が残っていると塗膜下で白化膨れが発生します。送風機や温風機を用いて、最低30分以上乾燥させます。

※梅雨時や冬季は乾燥不足になりやすいため、時間を延長したり除湿機を併用してください。

プロが実践する品質チェックリスト

素地確認
素材がFRPかアクリルかを特定
研磨痕
#600相当の均一な足付けを確認
脱脂
指で触っても油膜が残らない
乾燥
手のひらを当てて冷たさが残らない

DIYでの注意点

DIYで下地処理をする際には以下の点に注意が必要です。

  • 市販の研磨シートは消耗が早いので多めに準備
  • 換気を徹底し、防塵マスクと手袋を必ず着用
  • 乾燥を焦ると失敗率が高まるので、半日以上置く余裕を持つ

まとめ

浴槽塗装は下地処理で8割が決まるといっても過言ではありません。研磨で足付けを作り、脱脂で油分を除去し、乾燥で水分を残さない。この三工程を守るだけで塗装の寿命は大きく延びます。

交換ではなく塗装でお風呂を再生したいと考えている方は、まず下地処理の重要性を理解し、業者選びやDIY計画に役立ててください。