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浴槽塗装に最適な2液ウレタン塗料の選び方と使い方

浴槽塗装で最も多く採用されるのが2液ウレタン塗料です。耐久性・耐薬品性・艶の持続性に優れ、プロの施工現場で欠かせない塗料です。本記事では「特徴」「選び方」「混合比率と使い方」「失敗例と対策」を徹底解説します。

2液ウレタン塗料とは?

2液ウレタン塗料は主剤(ポリオール)硬化剤(イソシアネート)を混合して使う塗料です。化学反応により硬化が進むため、1液型に比べ耐久性と密着性が大幅に向上します。浴槽のように常に水に触れる環境においては最適な選択肢です。

2液ウレタン塗料のメリット

  • 高い耐水性と耐薬品性
  • 艶や光沢が長期間持続
  • 柔軟性がありクラックに強い
  • FRP・金属・アクリルなど幅広い素材に適合

塗料選びの基準

浴槽塗装に適した2液ウレタンを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 素材適合性:FRP用、金属用など専用グレードを選ぶ
  • 耐熱性:40〜60℃の温水に長期間耐える仕様
  • 耐薬品性:シャンプー・入浴剤・洗剤に対する耐性
  • 艶保持力:光沢の持続年数が長いもの
  • 施工性:ポットライフ(可使時間)が十分にあるか

混合と希釈の基本

2液ウレタンは混合比率を厳守する必要があります。例えば「主剤:硬化剤=4:1」と指定されていれば、秤で正確に計量し混合します。混ぜ方が不十分だと硬化不良が起き、ベタつきや剥がれの原因となります。

ポットライフ(可使時間)

混合後は30〜60分程度で使い切る必要があります。気温が高い夏場は反応が早まり、可使時間が短縮されるため、少量ずつ調合するのが鉄則です。

施工時の注意点

希釈率
10〜20%が目安。薄すぎは艶不足、濃すぎは垂れの原因
吐出圧
0.2〜0.3Mpaで均一に
ガン距離
15〜20cmを保ち、重ね塗り
乾燥時間
初期硬化:8時間、完全硬化:7日程度

よくある失敗例と対策

失敗事例と解決策

  • 硬化しない → 混合比率ミス。計量器を必ず使用
  • ゆず肌(ざらつき) → 希釈不足やガン距離不良
  • 垂れ → 一度に厚塗りしすぎ。薄く重ねる
  • 白化 → 湿度が高すぎ。除湿機・送風を併用

DIYでの注意点

DIYで扱う際は、防毒マスク・耐溶剤手袋・換気設備が必須です。また、2液ウレタンは臭気が強く、可燃性もあるため、屋外や十分な換気が確保できる環境でのみ作業してください。

施工後のメンテナンス

2液ウレタン塗装後は、強い洗剤や研磨スポンジを避けることで耐久性が大幅に向上します。中性洗剤と柔らかい布を使った定期的な清掃が推奨されます。


まとめ

2液ウレタン塗料は浴槽塗装の王道です。正しい塗料選びと混合・施工手順を守ることで、美しい仕上がりと5〜10年以上の耐久性を実現できます。DIYでは扱いが難しいため、可能な限り業者に依頼することをおすすめします。

お風呂のリフォームを検討している方は、交換ではなくバスタブ塗装という選択肢をぜひ視野に入れてみてください。